あなたに触れたくて...

私は、搭乗口にきた。

ここの空港の搭乗口は、大きい。


どこ???

蓮どこにいるの???


どこを探してもいない。

もう、行っちゃったのかも…


そう思ったとき…




私の見つけた背中は、絶対に間違えるはずのない大切な、大好きな人の背中だった。


「蓮…」




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