もう一度、逢えたら…
エピローグ
始発電車が走り出した、
早朝の
とあるラーメン屋で。


20歳前後とみられる
男性二人と
女性一人が
ラーメンをすすりながら、
話をしていた。


「それにしても、
まさか、
お前らが付き合ってるとはな。

いったい、
いつからだよ。」


二人の男性のうち
体格の大きな男性が、
残りの二人の男女を
見ながら言った。


「ちょうど、
2ヶ月前くらいだったかな?」


訊ねられた男性は、
隣に座っている
小柄な女性に
確認を求めた。


女性は、
ラーメンを啜りながら
顔を上げ、
頷いた。
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