もう一度、逢えたら…
二人の台詞担当を決める時、
先生は二人で選べと言った。

みんな台詞の少ない方をやりたいので、
前の二組はジャンケンで決めていた。

自分たちもそうなるだろうと思ったけど、
私はジャンケンがメチャメチャ弱かったので、

っていつも負けるって事ではなく、
嫌な方があると絶対にそっちを引いてしまう、変な直感のようなモノがあったので、

今回も多分、
台詞が多い方が当たるな
と覚悟していた。


二人が前に揃うと、
浦野君が言った。

「俺、Mikeのほうをやるわ。」


Mikeは、台詞の多い方だった。


私はびっくりした。


だって、
お世辞にも浦野君は
成績の良い方ではなかったし、
台詞の多い方をやる
と言う人がいるなんて
信じられなかったから。


すると、
みんながいっせいに囃し立てた。

「ヒュ〜!やるなぁ。」


竹田先生も
感心したように言った。


「おう、お前がやるか。
じゃあ、始めろ。」
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