もう一度、逢えたら…
次の委員会でも、全く会話をしなかった。


また、金井の野郎がおれに助け舟を出した。


「お前は、ノートとらなくていいの?」

彼女が振り返ってこっちを見た。


俺は何も言えなかった。



その次の委員会で、俺は彼女に話しかけた。


「今日は俺がノートをとるよ。」


彼女は

「え、いいよ。

私とるよ。」

と答えた。


「いいから、貸して。」


俺は、そういって、ノートをもらった。
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