俺を嫌いになればいい。





女の子達を見渡したとき、ふと気付く。



野次馬のなかに、彼がいることを―――‥。



面白そげにニヤニヤとこちらを見る男子。



しかし彼だけは静かに、ジッとこちらを見つめていた。



いったい誰を見ていたのか――‥。わたしが彼を見つけたとき、わたしは“たまたま”彼と目が合った。





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