星使いの少女Ⅱ

『私は……………』



聞こえない…



すると光が消えていく。



《なんなの!?この光は!?》



「すごい…力がみなぎってくる…!!」



あたしの身体に薄い、でも強い黄金の光の膜が張っている。



《ふんッ…まあいいわ!貴女のココロはもう真っ黒なはずなんだから!》



あたしの心を覗きこむ堕天使。



そして大きく目が見開かれた。



《なぜ!?なぜココロが黒に染まっていないの!?》


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