時間
幼い日々

出逢い

「まてー」

「いやあー」

 私が覚えてる楽しい思い出にはいつも君がいたね







「今日からみんなのお友達になる秋川 桜子ちゃんです

 みんな仲良く遊んでね」

「こんにちは よろしくね」

 今日から幼稚園だー おともだちできるかな、なーんてのんびりしていた年中さん

 あっとゆう間に1年たって気づけば年長

 そしてあなたに出会った


「今日からママ幼稚園にたまーに行くからね」

「え、本当 やったー」

 幼稚園がおわってママについていくとそこには何人かの園児と

 そのお母さんがいた

「桜子、お友達と遊んできなさい」

「はあーい」

 ちょこんと座っていると、一番最初に声をかけてきたのは君だった

「ぼくね、あやかわ のりひこっ あなたは?」

「あたしね、あきかわ さくらこ よろしくね」

「のりーちょっと来て」

「さくらこー」

「「はーい」」

「ねえ、のり君ってよんでいい?」

「いいよ じゃあ、ぼくはさくらちゃんってよぶね」

「うんっ」
< 1 / 33 >

この作品をシェア

pagetop