オレ様探偵とキケンな調査
───ゴクン


慌ててご飯を飲み込むと、すぐに帯金さんの唇があたしに重なった。


「椿…」


甘く囁かれた言葉に身をまかせる。


唇と唇、唇と首筋、唇と胸。


どんどん帯金さんの唇はあたしの敏感な部分に近づく。


「…んっ…」


「あん時のセックス、取り消しな。その分、優しくするから」


1枚1枚ゆっくりと剥がれていく服は、2人の匂いを重ねていく。


やさしく、心までいたわるような愛撫にあたしの体はいちいち反応して、ピクンと跳ねるたび、帯金さんはあたしの名前を囁いた。


「晃って、呼べよ」


「アキラ…さん…」


「椿…!」


「ン…ハゥッ…ア…ッ!」


優しく、それでいて強く。


春のやわらかな日射しの注ぐ事務所で、あたし達は一つになった───。
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