オレ様探偵とキケンな調査
「ブラは返すけど、気持ちは撤回しないから。ツギハモットキモチヨクシテアゲル」


「おい、坊主」


「ハイ?」


「またボコられたいか?」


「傷害罪で訴えます」


「こっちこそケーサツに突き出してやる」


「フフッ…」


今度はあたしが吹き出す番だった。


「「何?」」


「フフッ…。なんか2人とも何気に気が合うのかなぁ、って」


「冗談ヤメロ。誰がこんな坊主と」
「冗談やめてよ。誰がこんなオッサンと」


この2人…やっぱり似たもの同士だ…。
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