先生・・・。
円陣をやって5分くらいたつが、千遥にボールはまわってこない。

『うちにもボールまわしてよ!』

『あっ!ゴメン!今回すね!』

と言って至近距離で撫子が強いアタックを打ってきた。

見事に千遥の顔面に直撃した。

3人はクスクスそれを見て笑っている。

『ごっめ~ん。強く打ちすぎちゃったぁ。痛かったぁ?』

『ううん、大丈夫。平気だよ。』

と言いながらも、千遥の目からは涙がこぼれていた。

『平気だったんだ~。じゃあもう一回やったげる』

撫子がまた強いアタックを打ってきた。

千遥の体を直撃。

詩織や蘭も打ってくる。

千遥の身体はアザだらけ。

『やめてよ。撫子、詩織、蘭!痛いよ』

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