オオカミくんに、食べられちゃった赤ずきん
「で、キミはあいつの事好きなわけ?」
しまいには、こんな質問になった。
「どうしたの?大神くん、今日なんか変だよ」
何度も質問を繰り返す大神くんは
表情は普通だけれど、なんだか余裕がないように見えて
「答えて」
ほら、こんなに聞いてくる。
「大神く……」
「答えろよ。」
ドキンー
まっすぐに見つめられた目は
真剣すぎて見ていることが出来なかった。
「好きじゃ、ないよ」
たどたどしく答えると大神くんは言う。
「ふぅん?
黒板消してる時、あいつと距離近かったけど
平気なんだ?」