星の夜


「2人きりだな。」

ニヤニヤしながら言ってくる上畑くん。

怖いです。怖すぎます…。

「あ…。そぉですね…あはは」

「まぁ帰ろーぜ。」

私の手を引いていく上畑くん。

今、手繋いじゃってます…

「か、上畑くん!」

「何?てか、顔赤いよ?」

「て…手を離して?」

上畑くんと私の身長差は10センチはあるだろう

だから見上げるかたちになる。

「お前さぁ、なんなの?俺のことどーしたいの?
そんな可愛い顔で俺を見てさ…」

上畑くんの顔が赤くなっている気がする


「え…?」


「もう離してやんねー。」


そう言われて抱きしめられた。

「上畑くん…///ちょっと。」


5分間くらいこの体勢だった。
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