マンガみたいな事が起きました。


髪の生え際、
瞼、
頬、
唇、
首筋……


息が上がってクラクラしそうなキスが
あたしを虜にする。


「アイツまじでうざいな…」


「アイツ…?」


「浅田裕貴だよ。
ベタベタしすぎだろ…」


“むかつく”

最後に小さい声で呟いた。




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