マンガみたいな事が起きました。

「30分だけ、大雅といてもいい?」


「全然、平気だよー」


「本当に?
先生のところ行く?」


「行かないってば!!
ほら、大雅待ってるよ?」


「鍵締めてね?
戻るときは連絡するからね!」


鏡の前で整えて、
さつきは笑顔で大雅に会いに行った。


「さてと、カバンの中でも片付けようかな」


明日の今頃はお家にいるんだ。


渉と。


渉とあたしの家に帰れる。




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