桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
「そ、そんなことが‼︎」
「僕は貴方に手を引いて欲しくて此処に来たんです。僕は貴方達の人形でも道具で無い」
「ふ、ふざけるな!こんな事をして唯で済むと思うな‼︎」
「思ってませんよ。だから、今日はいいネタを持ってきたんです」
「ネタだと?」
「はい」
やべぇ…にやけがとまんね。
「それは、わたくしめに」
「お、お前は?」
「これはこれは、申し遅れました。高橋彰宏と申します。高橋 梓の父です」
「っ!」