小雪くんが私に冷たい理由。
その日の帰り。





いつものように、真美と、雑談をしながら帰っていた。




「あ!筒井くんと何か進展あった~?」






筒井くんとは、この間の優くんのことだ。





真美ってば、そういう話、本当に好きなんだからー……。






「何もないよ~…?」




「嘘つけー?もう顔に書いてあるから。ありましたって。」





ひいいいっ…!!!!





やっぱり真美は、すごい。





私の考えてること何でも分かっちゃうんだもん。





これも、長年の付き合いだからだね。




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