生きていかなきゃ

そいつの名前は今藤。


下の名前は知らない。




学校に着き、教室にある自分の席に座る。



何故か花瑤さんも席に着いている。


イジメっ子の登校が遅いという概念を持っているのは、あたしだけなのだろうか。




やがて今藤も登校してくる。


毎日毎日、つまらなそうに。



もともと明るい人ではなかったけど、更に根暗になった気がする。



「今日もまた来たよ」


手下を持とうとしない花瑤さんは、そう言って1人で小さく笑っている。


< 113 / 373 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop