危険なアイツと同居生活
「唯、大丈夫?気分悪いの?」
校舎から出てベンチに腰掛けて、芽衣が初めて口を開く。
「だっ……大丈夫……」
そう言うものの、身体がガクガク震えていた。
川藤ゆり。
人気モデル。
九頭身の奇跡のスタイルに、CGのような完璧な顔。
そして、パリコレにも出たことがあるらしい。
あたしとは次元が違う人。
そして、碧とは同じ舞台の人。
「やだよ……
川藤ゆりに取られたくない……」
あたしは芽衣にすがりついていた。
「芽衣……芽衣だから言うんだからね」
そして、あたしは芽衣に秘密を打ち明けていた。