危険なアイツと同居生活
「……でさ、蒼?
例のAV女優とは何で喧嘩したの?」
半ば呆れながら聞いてくる慎吾。
俺は慎吾を睨み、口を開く。
「唯ちゃんはAV女優じゃない!!」
「だけどあの女、やべぇよな!!」
賢一が卑猥なポーズをして笑うから、賢一の尻を蹴り上げる。
賢一は尻を押さえて飛び上がった。
「川藤さんといるところ、見られた」
俺が言うと、
「はぁ!?」
大声を出す賢一。
「蒼、まだ川藤ゆりと続いてんのか?」
その言葉に首を振る。
「ただ、川藤さんが話しかけてくるから……」
「だから、川藤を抱くのか?」
「違うよぉ!!」
俺は声を張り上げていた。
喉が潰れるのではないかってくらい。
賢一と慎吾はぎょっとした顔をして、優弥は表情一つ変えない。
何も言わないってことは、続けろっていうことだ。