危険なアイツと同居生活




「今日のライブはファンクラブ限定なんだ!

だから、比較的倍率低かったよ」




嬉しそうにはしゃぐ亜美。




「それにね……」




そこで亜美は言葉を切って、あたしの顔を覗き込む。




「何?」




そう聞くと、




「何とッ!!

最前列真ん中だよ!?」



「えぇぇぇぇぇ!?」




あたしは大声で絶叫していた。




< 161 / 528 >

この作品をシェア

pagetop