危険なアイツと同居生活





「ねぇ、唯ちゃん」




蒼の声ではっとして、




「ははははい!」




裏返って醜い返事をする。




あぁ、あたし、何してるんだろ。






「ご飯作って。

俺、唯ちゃんの手料理食べたい」



「えっ……」



「ねぇ、唯ちゃ~ん」




そう言って蒼はあたしの腕を掴み……





ビリビリビリビリ!!





そこに電流が流れた。




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