いつか、また会える日まで。
「ハァ…。何が「どうでしょう?」だ!走ってはいけないと何度も言っているだろう?!大体、加菜ちゃんは……」
な、長い……
い、いや……で、でもね?!
走ったのには、理由があったんだよ!!
朝起きたら7時30分。
遅刻しちゃうじゃんかー。
……え?
自業自得だって?
……仕方ないじゃん!
遅刻だよ?!
まぁ、走ったから間に合ったけど……
「走らないといけなくなる時間まで家にいるからそうなるんだろう?!」
「……はい、ごもっともです」
「遅刻より命を優先して!!」
「……はい」