いつか、また会える日まで。
「俺は、黒埼 咲夜〈クロサキ サクヤ〉、生徒会長だ。よろしくな、加菜」

金髪野郎が言った。

「………杉本 響也〈スギモト キョウヤ〉。書記。」

ゲーム君は、無口なのか?

必要最低限しか喋らない。

「坂口 尚真〈サカグチ ショウマ〉、副生徒会長です、よろしく」

メガネ君よ、やっぱり敬語なのか。

「改めまして、書記の森本 春です。よろしくお願いいたします、姫。」

は?!

「姫?!」

「加菜ちゃん、可愛いから姫だよ!」

「いやいや、可愛くないし!おかしいでしょ。」

「じゃあ、加菜姫ですね。」


え"

「……まじ?」


便乗するなよ!尚馬。
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