[完]これでも総長なわけです。
それからいつものように授業を受けた。
お昼になって、女の子たちから逃げて、桜蘭のなわばり(?)でもある中庭に向かおうとしてた。
「好きです!付き合ってください!!」
おぉ、告白だよ。
体育館裏とかベタだな…。
盗み聞きするつもりは無かったけど、
聞かずにはいられない自体が起きた。
『えと…嬉しいんだけど、私誰とも付き合う気はないから…』
……ありさだ。
告白されてるのありさだ…。
ダメだよ。ありさは僕のなんだから。