Marius−マリウス−後編
「でしたら、私が探して参ります。ケンペクト様は、ニシキアス様の元に」
「ああ。頼む」
一礼して行きかけたゴーシンにケンペクトが、声を掛けた。
「ゴーシンっ」
ゴーシンはケンペクトを振り返った。
「くれぐれも殺生はしないように」
「…承知」
ゴーシンはそう言うと茂みを掻き分けるように歩き出し、ケンペクトはニシキアスの元に戻った。
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