幸せの国の王子さま。【短編】

王子さまはいよいよ困った顔をした。

「そうか、そなたらもわからぬのか。いろいろたずねてすまんかった。これ、ほんの気持ばかりのお礼だ」

そういって王子さまは、ふところからちいさなパンふたつをとりだした。
< 8 / 13 >

この作品をシェア

pagetop