待ちじかん【短】
「待つのが嫌ってわけじゃないの」

「じゃあなんで・・・」

「あのね、女の子ってめんどくさいの。」

「うん・・」

「どんな顔で待ってればいいだろう。
どんな風に待ってよう。
並ばせちゃって悪いな・・・とかいろいろ考えちゃうの」

「え・・・」

そんなこと考えてたんだ。

「蒼くんにちょっとでも可愛く見てもらいたくて。」

どうしよう、

俺めっちゃ誤解してんじゃん。

「ごめんね。
逆に変な誤解招いちゃったね」

あー、馬鹿じゃん俺。

「俺こそごめん・・・」

そういうと君は優しく微笑むから、

その顔でまっててくれるとうれしいなって言ったんだ。

 
だから多分次のデートは、優しく微笑みながら待っててくれるんだろうなって思う。



ーEND
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