イケメン☆ブラザーズ~秘密の♥同居生活~
「わっ!」
グイっと肩を掴まれて、横になったままの千早のすぐ近くまで、引き寄せられた。
「もうちょっと色気ある声だせねぇの、オメーは。」
「なっ・・・!いきなりなにすんのよ!」
突然の思わぬ行動に、慣れていないあたしの顔の温度が急上昇。
あの千早が、こんな、こんな・・・!
「顔、真っ赤。」
「う、うるさい!手、離して!」
千早は、くすりと笑みをこぼすと、右手をあたしの顔までもってきて・・・。
そんな積極的?な千早に条件反射でぐっと目を閉じたあたし。
「なにしてんの、オメーは。」
「・・・は?」
「コレ、さっきからずっと気になってたんだよ。」
目を開けたあたしの視界に飛び込んできたものは、千早の右手に掴まれた・・・赤い羽根?