愛されることの奇跡、愛することの軌跡
一旦寝ようとして部屋は再び暗くしたけど、すぐに目が覚めてしまい、同じく寝ていなかった玲奈とキスを重ねる繰り返し。


キスすると、ただでさえベッドの中なんだから、止まらなくなるんだよ。


そこからは互いに夢中で、夜が明けていたことにも気付かずに愛を与え合うことに没頭していた。


このあいだに、何回玲奈に囁いただろう。


"愛してる"と。

実は"箱"の中身が全部なくなったことで、夜が明けていたことも、時刻が7時30分をになっていることにようやく気付いた。


隣の部屋に箱を取りに行った時に実は一瞬時計を見ていた。


22:00


どれだけ夢中になっていたか…俺は驚いた。


でもそこまで没頭するのには、理由があった。


多分お互い分かっていたのだろう。


俺は玲奈の担任。


玲奈は国立大最高峰を目指す受験生。


この時が過ぎると、多分…しばらくこのような愛し方ができないことを。


だから、今を大事にしよう。


今しか出来ないことを、やり抜こう。


そう思った結果…夜を徹して時間を惜しんで愛し合っていた。
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