愛されることの奇跡、愛することの軌跡
『玲奈っち、健吾、飲み物いつものでいい?』
「うん」
『あぁ』

私と橋本先生の返事は同時。
そしてテッちゃんが出してきた飲み物はジャスミンティ。

「先生もジャスミンティーでいいんですか?」
『俺はいつもジャスミンティーだよ』
「私もです」

テッちゃんは笑いながら

『この二人、好きな飲み物が一緒だから、俺はジャスミンティー飲まないのに冷蔵庫に常備しても無駄にならないんだよね』

と、美郷に笑顔で話し掛けた。

美郷は橋本先生にシカトされて不貞腐れていたけど、テッちゃんに笑顔で話しかけられてすぐ機嫌が戻る。

現金だと思ったけど、ちょっとうらやましかったりして。
< 75 / 548 >

この作品をシェア

pagetop