Dark Moon&Star 完結
その後、あなたは何も言ってくれなかった。


暁夜はどうしたものか、と悩んでいるようだ。


「お願い、暁夜。あたしのことを、夜狼会の倉庫に連れて行って」


あたしは真っ直ぐに、暁夜に言う。


「もし連れて行ってくれないなら、、、健吾に頼む」


健吾だって連れて行ってくれるか、わからない。


だけど場所がわからないなら、知ってる人間に片っ端から聞くしかない。


暁夜は、チッと舌打をする。


「なんで、健吾なんだよ」

「連れて行ってくれるの?くれないの?」


あたしは暁夜の言葉には答えず、自分の要求を押し付ける。


「、、、わかった」


暁夜は苛立ちを飲み込みながら、了承してくれた。

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