Dark Moon&Star 完結
その瞳から、あたしは逃げられなくなった。


「好き、なんだ。どうしようもないくらい」


星夜はそっと、あたしの手を握る。


星夜の温もりが手を通じて、伝わってくる。


さっきまでドキドキッとうるさかった心臓も、今はトクンッと優しい音を奏でる。


、、、落ちつく?安らぐ?癒される?


でも、どの感情も、、、言葉に表すと何か違うような気がする。


、、、これは、何?


「だから、、、俺と約束して欲しい。俺のことを嫌いにならないって」


まだ結ばれても居ないあたしに、星夜は「付き合って下さい」とかよりも先にそんなことを言ったよね?


あたしの目には、星夜が何かに押しつぶされそうになっているように見えたよ。

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