偽装アイ。

私たちはそのまま教室には戻った



私が教室の扉を開けて入るとーー。



みんなが一斉にこっちを見た



ううん、違う



一斉に“私”を見たんだ



「な、なに？」



私が戸惑っていると小林くんも入ってきた



「ん？どうしたんだ？」



教室の異様な空気に気づいた小林くんがいった



そのとき私は誰かが話しているかいわが聞こえた



「うわぁーやっぱり2人一緒だよ」



「じゃあやっぱりこの写真って本物なの？」



「でも、あのこ今井くんと付き合ってるんだよね？」



「え？じゃ、二股かけてたの？！」



「ってことになるよねー」



「うわっほんとに最低な女!!」