偽装アイ。
“サイテイナオンナ”？
それって…
私のことだよね…
私は意味がわからないで動けないでいると
茉奈が近づいてきた
一瞬小林くんのことを見て私を小林くんと離れたところに連れていった
「ちょっと、これどういうことなの？」
茉奈が見せてきたのはケータイの画面だった
そこに写っていたのは…
「？！ なんで…」
小林くんが私を抱きしめている写真だった
メールに添付されてるみたいだった
「これ、ほんとに結愛なの？」
私は目の前にあるものが信じられなかった
