偽装アイ。
一時写真を見ていた悠太は顔をあげた
「事情はわかったよ…やっぱり結愛は優しいね」
悠太は笑顔でいってくれた
よかった、信じてくれた
でも悠太は“でもね”と続けた
「でもね…どんなに相手が苦しんでたって、結愛は俺の彼女なんだよ?
なんで拒んだりしなかったの?」
「…!!」
違った、悠太は信じてくれていない
むしろ怒ってる
「ごめんなさい!でも小林くんの悩みとかずっと聞いてて…だから」
「そうだね、結愛は彼の相談をずっと受けていた
俺は知ってるよ?」
ーゾクッ
一瞬だけあのときに似てる寒気を感じた