偽装アイ。




「準備しなくちゃ…」



私は重たい体を動かした



結局眠れなかった…



颯太に何と言おうかずっと考えていた



このまま姿を消そうか…



きっぱり別れをいうか…



きっとどれをとっても颯太を傷つけてしまうことに変わりはない…



「颯太…
ふふっ」



ほんと自分でもびっくりだよ…



こんなに誰かのことを好きになるなんて…



もう一生ないと思っていた





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