近距離幼なじみ




「ま、またそれぇえぇえええ」


夏帆が赤くなりながら言った。


「待ってましたみたいな顔してたな」

俺は、くっくっくっと笑う。


「思てへんわ!ばか!」



「ははっ。いや、思ってたな」



「んなこと思わないってば!」


「まぁ、近いうちにしてやるよ」


「…よ、予告するなぁぁぁあ!!」


俺は、ははっと笑うと、教室を出た。





< 70 / 86 >

この作品をシェア

pagetop