君の居場所



でも、縲さんに触れられるのはまだ怖くて。


さっきだって触れられていたのに、やっぱり慣れない。


男の人は、怖くて。


同級生の男の人までなら大丈夫なんだけど、それより大きい人とかは、怖い。


また、思い出してしまうから。


・・・あの、殴られた感覚を。



「春音っ、今何考えた??」



ガタガタと震えだした私の体をしっかりと抱きしめた彼が聞く。


怖い、怖い。


今は、頼斗のぬくもりさえも、落ち着かなくって。


震えがもっともっと走った。



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