君の居場所



きっとあの震えは、昔春音を殴った奴らを思い出したからなんだと思う。


どうしても、過去は捨てられないから。


守る、と俺が言った途端、春音は気を失った。



「縲・・・、春音のことは知ってるよな。」



「あぁ、昔から頼斗の大好きな春音ちゃんだろ?」



「そうだ。


その後、蘭組に拾われたそうだ。


春音の過去は、相当深い。」



「なおさら、お前がしっかり守ってやんなきゃいけねぇんじゃん?」



「あぁ、一生守るって決めたから。」




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