空の誓い、海との約束
『こんな事であの誓いを果たせるのか』
弱い自分を叱咤する声がした。
はっと我に返った。遠のきかけた意識が戻ってくる。
『忘れるな。あの日の誓いを』
そうだ。僕が護るべきなのは自分の体面じゃなく、エミリア様だ。
この程度のプレッシャーで怯んでいたら、この先ぶつかるだろう困難を越えては行けない。ひいてはエミリア様を護る事など出来ない。
僕は胸に手を当て、目を閉じて深呼吸した。海に居る彼の存在が僕を力付けてくれる。
あの日、彼女を護り抜くと彼に誓った。
ならばその誓いを堂々と果たせ。
二曲目が終わった。不安を決意で振り払う。
緊張感は続いている。肩に重くのしかかる重圧を気力で跳ね返し、僕は顔を上げた。
ざわめきの中、エミリア様の姿が現れる。僕と目が合い、いつもの笑顔を見せてくれる。
もう、周りは見ない。僕はエミリア様だけを見つめて、その前に進み出た。
弱い自分を叱咤する声がした。
はっと我に返った。遠のきかけた意識が戻ってくる。
『忘れるな。あの日の誓いを』
そうだ。僕が護るべきなのは自分の体面じゃなく、エミリア様だ。
この程度のプレッシャーで怯んでいたら、この先ぶつかるだろう困難を越えては行けない。ひいてはエミリア様を護る事など出来ない。
僕は胸に手を当て、目を閉じて深呼吸した。海に居る彼の存在が僕を力付けてくれる。
あの日、彼女を護り抜くと彼に誓った。
ならばその誓いを堂々と果たせ。
二曲目が終わった。不安を決意で振り払う。
緊張感は続いている。肩に重くのしかかる重圧を気力で跳ね返し、僕は顔を上げた。
ざわめきの中、エミリア様の姿が現れる。僕と目が合い、いつもの笑顔を見せてくれる。
もう、周りは見ない。僕はエミリア様だけを見つめて、その前に進み出た。