瞳の中の碧い海
あと残ったのは
ゴミ屋敷の処分。
これは面倒くさいから
業者に任せることにした。
その前に必要なものだけを
引き取りに行くと
あおいが大量の
『思い出の品』
を出してきた。
それは棗から見ると
ゴミやガラクタばかり。
「これは、
隣の席の子が
くれた消しゴム
これは
近所の子がくれた
折り紙、これは…」
ゴミのように見えても
彼女にとっては数少ない
優しくされた記憶だった。
でも正直言って
こんな大量のゴミを
家に持ち帰られても困る。
やれやれ…どうしようかな…