ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
遥が家を出ると
桂「遥殿、やつれましたね…」
土方「あぁ…屯所問題で眠れないんだと」
坂本「倒れてしまうき………」
土方「昨日も風呂で倒れやがった」
坂本「っっっ!!!誠かっ!
早く解決しないとならんのぅ」
土方「あぁ………」
……………………………………
ガチャ!
近藤「話なら聴かん!!!」
土方「近藤さん、聞いてくれ。頼む」
近藤「……………………………………」
ムスッとして座る近藤
土方「長州が300、坂本が200出すと言っている…組の資金から幾ら出せる」
勘定方「隊費からは200です。隊務や、生活にかかる金もあります。全ては出せませぬ故……」
土方「そうか。俺は200出す」
遥「私は70」
土方「近藤さんは……」
近藤「其方の条件は尊王攘夷だろ…」
桂「はい」
近藤「……………………………………
出せるのは300。しかし…
幕府を見捨てるのは………」
土方「近藤さん……新選組の為だ…」
近藤「いや…しかし…」
土方「遥を見てくれ……限界だ……」
近藤「……………………………………」
土方「じゃ、話を聞いてくれ」
大量のマッチと、紙、ティッシュを持ってきた土方………