ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
遥「献杯!!!」
五人「献杯!!!」
ケーキをアテにして呑む私達。
遥「暗殺…」
土方「は?」
遥「天皇……………」
土方「そうなのか?」
遥「犯人は分かってないけど、暗殺の可能性もあったらしいよ?」
土方「何故……」
遥「 死因は天然痘によると言われてたけど、孝明天皇がいる限り幕府は倒れることはないと長州系公卿が暗殺とも言われてるの。まぁ………これは分からないから…信じないで良いよ… 」
土方「桂に聞くしかねぇな……」
遥「慶喜が頑張ってる証拠。
慶喜は家康の様に改革して
また幕府を盛り返そうとしてる。
それが長州には脅威だった訳だよね」
グビクビ グビクビ
土方「また呑んで潰れんなよ」
遥「今日は天皇の為に三杯割増です」
左之「呑め呑めぇ!!!」
遥「平助」
平助「何?」
遥「新選組が尊王攘夷になって良かった?」
平助「あ…あぁ…良かったよ?」
遥「なら良かった。新八や左之は?」
左之「俺は幕府や攘夷なんてどうでも良いんだ……俺が此処にいてぇだけだ」
新八「俺も。最初は幕府に拘ってたが……今はこっちで良かったと思ってる」
遥「そう……」
総司「私には聞かないんですか?」
遥「あなたは近藤さんさえいれば幸せなんでしょう?」
総司「そうです!そうです!」