ある少女は孤独だった

いつからか、私は一人ぼっちになっていた。


さみしい?かもね

わからない

ただ、生きてるだけ

街のゴミ箱から、捨てられた食べ残しを

とってきては、海のそばにある小さな小

さな、ビニールシートの隙間に入り込ん

で食べて寝るだけ

起きてもただ、ぼーっと海を眺める

そんな暮らしを私は何年もしてきた。
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