Time memorial~遠くへいる君達に、会いたいと願った~
自分の部屋で、部屋着に着替え

色々と済ませて一段落したところで

読んだ手紙は、どうやら女性が書いたものだということは分かった。



だって、なんか


いい匂いするもん。



文章からして
大人の女性だという印象を受ける。



魔女…は…うん。まぁ。今は置いておこう



『鍵?』



赤い封筒を少しひっくり返すと


チャリン―…



出てきた。

金メッキの細身の少しおしゃれな鍵

首にかけるためのチェーンも付いている




『これ?』



クリスマスプレゼントって

書いてあったけど…


私何か欲しい物お願いしたっけ?



ていうか、サンタっておじいちゃんじゃなくてお姉さんだったのね。






っていうか



他の皆って




誰?





『…考えても仕方ないか。』





怪しすぎるその手紙と鍵を机の上に置き




私はいつもどおり



お菓子を食べに部屋を出た。
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