君と私




「 …き。…瑞季。 」






ぼやっとした視界が
はっきりとした視界になり、
私を呼んでいるのは
一樹だとわかった。








私は起き上がり辺りを見渡した。
…ベッドにテーブルにソファー…?






一樹に訪ねる。






「 ここ何処?… 」








一樹は下を向いて答えた。






「 …ホテル 」






< 52 / 119 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop