男子1人のシェアハウス2
涙を流すと凉ちゃんは抱きしめてくれた。
「俺も楽しかった。今までありがとう。あと……」
凉ちゃんは私を真剣に見て、
「幼い頃から好きだった。今でもそれは変わらない。だから…付き合って下さい!」
えぇ!?
堂々と桜の前で告白された。
桜の顔なんか見れない…。
「わ、私も好きだけど凉ちゃんには桜がいるじゃん?」
首を傾げると、
「桜?って子とは嘘で付き合ってた!」
えぇ!?
桜を見ると嬉しそうに笑っていた。