擬人化カレシ。



しばらく私たちは

何も話さず小道を歩く


会うのが怖いのか不安なのか

私の手を握る力がいつもよりも強い






「レイ、…大丈夫?」





「…まだ怖いよ。だけど、頑張る」






レイの横顔が

いつもと違い何か覚悟を決めたような

真剣な目付きだった

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