擬人化カレシ。



お昼休み―



私たちはだれにも見つからないように

立ち入り禁止の屋上へとやってきた


理由は…

レイのご飯はキャットフードだから





「その黄色いの俺も食べたい」




卵焼きを指差して

キラキラした眼差しで私を見つめる



「はい、どうぞっ。」




「ん、すごいおいしいっ!」





そう言ってキャットフードそっちのけで

私のお弁当のおかずを

レイは次々とつまみ出す


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