お向かいさんに恋をして
「それって幼いってことじゃ……?」
思わず口をついて出た私の言葉に、その場の皆が吹き出した。不機嫌そうにしてた安達君までも。
「まぁさくらはこんなだけど、ちゃんと大学一年だから」
「そうそう、さくらちゃんはちっこくて可愛いけど、わたしたちと同じ年なんだよ。
拓夜君の三つもお姉さんなんだから」
安達君に続き、きなこちゃんもフォロしてくれたけど……。
……何となく、やっぱり幼いと言われているような気がする。
「あぁ、そうか。悪かったよ。
さくら、だっけ? じゃ、さくらって呼ぶ」
「おい拓夜、だからっていきなり呼び捨てってお前……。
初対面な上に、年上だっつったろ!」
「だって俺、きなこ年上だけど呼び捨てだし。きなこと兄貴の友達だろ? んじゃいいじゃん」
ことも無げに言いながら、弟くんはパックに詰めたたこ焼きにソースを塗っている。
思わず口をついて出た私の言葉に、その場の皆が吹き出した。不機嫌そうにしてた安達君までも。
「まぁさくらはこんなだけど、ちゃんと大学一年だから」
「そうそう、さくらちゃんはちっこくて可愛いけど、わたしたちと同じ年なんだよ。
拓夜君の三つもお姉さんなんだから」
安達君に続き、きなこちゃんもフォロしてくれたけど……。
……何となく、やっぱり幼いと言われているような気がする。
「あぁ、そうか。悪かったよ。
さくら、だっけ? じゃ、さくらって呼ぶ」
「おい拓夜、だからっていきなり呼び捨てってお前……。
初対面な上に、年上だっつったろ!」
「だって俺、きなこ年上だけど呼び捨てだし。きなこと兄貴の友達だろ? んじゃいいじゃん」
ことも無げに言いながら、弟くんはパックに詰めたたこ焼きにソースを塗っている。